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大輔「じゃあ澪と真は右の部屋へ。オレらは左の部屋に行くから」
澪「うん、OK!」
恵理子「なんかあったらすぐこっちにきてね?」
澪「そんな大丈夫だよ?すぐ隣なんだし!ねっ真君?」
真「十分怖いけどね………」
健次「おいおい大丈夫かぁ!?」
大輔「まっとりあえず調べ終わったらまたここに集まるってことでいいね?」
澪「わかった!」
真「それじゃ!」
澪達は右の部屋へと入っていった。
健次「そんじゃオレらも入ろうぜ?」
大輔「うん」
「ガチャ…キィィィィ…」
恵理子「特になにもない様子ね」
健次「ああ………おっ」
どうやらここは客間のようだった。真ん中に大きなテーブルがあり奥の壁には火がついた暖炉があった。
健次「ラッキー!ここで濡れた服乾かそうぜ!」
窓はバタバタと音を立てている。外の様子は曇っていて全く見えなかった。
大輔「でも乾かすなら澪達を呼んでこなきゃ」
健次「じゃあパパッと呼んできてくれよ」
恵理子「それはやめたほうがいいわ!みんな一緒の方がいいと思う…………」
大輔「でもまだこの部屋よく調べてないから調べようよ」
…一方右の部屋に入った澪達は………………
澪「何ここ、これってベッドだよね?」
真「だね………ここは寝るためだけの部屋なんだね」
部屋には三つのベッドが奥に規則正しく設置されていてあるとすれば横に十冊程度入る本棚があるだけだった。
澪「う~ん、何もなさそうだね真君?」
真「そうだね……………!!!みっ澪ちゃん!」
澪「どっどうしたの!?いきなり大きな声だして…」
真「外だよ!外を見て!!!」
澪「外?………………!!!………えっ!?」
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