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「世の中顔なんだよ!!」
せっかくの男前が台無しである
「で?その十聖がどうしたの?」
中井が蔑んだような目をして武野に問う
「そりゃあ勧誘するに決まってんだろ!!陸ちゃーーーん!!!!」
馴れ馴れしく喜多川に突進していく武野
「ふぇえー!?」
奇怪な呻きをする喜多川の前にゴツい男子共が現れた
「そう言えばさ」
「何だよ」
「六聖、喜多川陸って世間で言うドジッ子何だよね」
うん、だから?
「更に小動物って感じだよね」
「あぁ、キョドった小堺みたいだな」
小堺は守りたくならないが、喜多川は別だな
「あぁ、つまりはあのゴツい男子共は喜多川のファンであり親衛隊のようなものか」
「そそ」
中井と武野を眺めていると
「俺の勧誘力をナメるなぁ!!ウオォォォ!」
「総員カカレェ!」
「「「「ウオォォォ!!!!」」」」
勧誘力って何?てか親衛隊の野郎共はどっから湧いて出た
「陸様!お怪我は有りませんか!?」
リーダーみたいな男子が喜多川の前に跪き、喜多川がまたふぇえーと奇怪な呻き声を上げた
「ここで虎狼が乱入したらどうなるんだろうね?」
「は?ころ―――うおっ!?」
中井がそう言って俺をあのムサい空間に投げ入れた
「功太か!?助太刀感謝する!」
「第二勢力が闖入してきたが怯むな!陸様をお守りするのだ!!」
「「「「「ウオォォォ!」」」」」
何この展開は
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