第3話 『お前のギターのせいでバンドが死んでいる』

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「あー、ハイハイ。中井はあの馬鹿共を鎮圧しろ」 「その馬鹿共ってのに武野は?」 「入ってる」 「了解」 中井はあのむさ苦しい連中に突入して30秒で鎮圧した 「さっすが、中学男子柔道3年連続全国1位」 キセキの世代もビックリするな 「ふえぇ、いたそー」 未だに半べそ嗅いでいる喜多川が中井を見て少し怯えている 「そんなビビんなくて良いぞ、アイツはアイツに刃向かうヤツ以外には優しいから」 何故かポケットにあったウェットティッシュで喜多川の涙を拭く 「…………………ふぇえええぇえええぇええええええーーーーーーーーーーーーー!!!!?!!!!」 涙を拭いてしばらくの間の後、喜多川は多分今日一番であろう奇声を発した。因みに喜多川の奇声は新手の文字稼ぎでは無いので悪しからず 「あ………あば……あばばば!!」 おや?喜多川の様子が? 「あ…あば……あ、あばばば……ばば……あばばば…………あばばばばばばば!!…………」 「壊れたイースンみたいになった」 「フシュー!!」 「謎の擬音!!」 「ふしゃー」 「そしてどこから湧いたのか不明な小堺!!」 まぢでどこから湧いた小堺 「今回はもふもふ且つ下着同然の猫コスなのだが、どうだ?」 「一昨日きやがれバカ野郎」 ああ、エロくていいと思うけど 「柳君、多分だけど思ってることと言ってるコトが逆じゃないか?じゃ」 それだけ言って小堺は去って行った 「何をしに来たんだ?てか寒くねぇのかよ」
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