第3話 『お前のギターのせいでバンドが死んでいる』

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因みにそん時の武野のリアクションは『うっぜー!学園長の喋り方うぜー!!年増でその喋り方うぜーよ!!見た目が美少女なら別だけどさぁ!!!!!!!』 勿論、そのハイテンションな武野を俺と中井を含めたクラスメート数名で袋叩きにした 武野を袋叩きにした事は置いといて学校行事ぐらいしか団結力を見せ付けない集団の輪の中に入る 「えー、先ずは球技大会か。これは予定通りだな。次は文化祭…体育祭…ポロリもあるよビーチバレーあんどフラッグ大会………なんじゃそりゃ」 普通ビーチバレーって夏だろ 「やっぱり俺達はスリーマンセルになってるね」 メンバー登録表みたいな紙を見ると球技大会や体育祭のリレーなどに俺と中井と武野が既に書かれて…と言うより印刷されていた 「ん、よく見たら女子の所に光乃入ってね」 中井がどうでも良さげに呟く 「んだと!?アタシが入ってるだと!?ざけんじゃねぇ!!」 いやいや、俺に当たられても困るんだけど 「てか、光乃ってここだったんだな、クラス」 今知った 「テメッ!!」 襲い掛かってくる光乃 「怒んなって」 ちっこい光乃の頭を押さえ飛び掛からないようにする 「ウガアァァ!」 「どーどー。てか、俺やりたくないんだけど。この間の球技大会のメンバーだってあやふやなまんまだしな」
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