第3話 『お前のギターのせいでバンドが死んでいる』

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「それなら決まってるよ。球技大会は俺、功太、武……その他モブ3人だから」 今、武野の事をモブに言い直したよな 「何故に俺が?」 「何気にハイスペックだからじゃないの?俺と功太とあの元ヒキニート」 そんな清々しい顔で自分の身体能力の高さを自慢すんじゃねえ あ、ヒキニートってのはヒキニートで有名な武野の事 「ヒキニートなのに二次元体質って神様も不公平だよね」 「神様もいけずなヤツだな」 『とか言ってると神様から天罰喰らっちゃうかもよ~♪』 「!!!?」 なんか聞こえた!聞こえてはイケないような声が聞こえた! 「柳?どした、なんか聞こえたら末期みたいな顔して」 「い、いや。何でも無い………と、思う」 天罰ってなんだよ 「………?いつも以上に変なヤツ」 悪魔のようなクリアボイスは聞こえなくなったが変な事が起きそうで怖い 「ってか!んな事より水野はどこ行った!」 「教室の隅で膝か抱えて震えてるけど」 「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」 「マナーモードになってるな。よーし、6限は自習だな」 さしずめ、教室に来る前に委員長に睨まれたんだろう 我ら1-3はじっくり話し合い(結果的にはジャンケン)をして球技大会、体育祭、文化祭の出し物等を決めた
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