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「ボーイフレンド……ふふ、フハハハ!!!琴美さん、面白い冗談ですね。よろしい、ならば戦争だ。明日、全ての門下生を引き連れ、貴男を完膚無きまでに潰しましょう。それでは」
なんか、喧嘩をふっかけられた
「お姉さん、この小説はラノベ扱いですけど実際はハーレムモノのラブコメ目指してるんでそうゆう少年誌みたいな展開はどうかと思うんですが」
「メタな発言しても無駄ですよ?少年誌にしろラノベにしろテコ入れは必須ですよね?あと、面白……主人に強さを証明出来ますよ?」
お姉さんはそう言って俺の耳元に口を近付けた
「琴巴を自由に出来るのは貴男だけなんですよ?だから貴男が琴巴に選ばれたのでしょう」
「あれ、知ってます?」
「ええ、勿論。……受けますよね?」
「……ハイ」
微笑まれると断れないんだよな
「お前、名を名乗れ」
飛鳥は相変わらず俺を睨み付けながら聞く
「柳功太、よろしくな。チビ介」
「チビスケじゃない佐野飛鳥だ」
飛鳥が俺に殴りかかって来るが容易に受け止められる速度からにして挨拶代わりだろう
「これぐらいは防げて当たり前か」
飛鳥は鼻を鳴らして出て行った
「ふふっ、面白い事になりそうですね」
「やっぱり面白がっているだけですよね!?」
―――その頃の琴巴
「父上、こうなれば全面戦争だ!」
「ぐすっ…琴巴、後悔しても知らんぞ」
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