第3話 『お前のギターのせいでバンドが死んでいる』

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翌日、俺だけ道場の門の前に立っている。いや、だって部長大会だし。優勝候補筆頭だし 「たのもぉ……やっぱかえ――」 ヒュッと頬に何かが掠りストーンと目の前の門に刺さった ……どっから撃ったよ よく見れば文矢とかってヤツだ 「何々?………形式、百人組み手。得物、自由。ルール、金的以外有効………よく臆さず来たなbyアスカ」 とりあえず声に出して読み上げてみた 「よく臆さず来たな!!!!」 後ろからまぁ世間知らずそうな口調のバカがこちらに歩んできた 「………手紙に書いてある事をわざわざ言わんでいいだろ」 「ふんっ!」 「おっと」 不意打ちの飛鳥の正拳を躱す 「アナタを倒すのはこの飛鳥だ!」 え?デ〇オ? 飛鳥はそう言って門下生を沢山連れ道場に入っていった 「どっから湧いたよ」 とりあえず作戦を考えよう。先ずは師範を落とす。次に居るであろう飛鳥のボディーガードを締める、最後は飛鳥 「うっし……帰りてぇ」 まぁ、こんな所で立ち止まっても意味ないし 「タノモー!」 門を開けると胴着姿の親父さんが居た 「来たな!柳こう――」 「筋肉センセーションだぁぁ!!!!」 親父さんの鳩尾を思いっきり殴りつけダウンさせる。その隙に親父さんを絞め落とした
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