24人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日、俺だけ道場の門の前に立っている。いや、だって部長大会だし。優勝候補筆頭だし
「たのもぉ……やっぱかえ――」
ヒュッと頬に何かが掠りストーンと目の前の門に刺さった
……どっから撃ったよ
よく見れば文矢とかってヤツだ
「何々?………形式、百人組み手。得物、自由。ルール、金的以外有効………よく臆さず来たなbyアスカ」
とりあえず声に出して読み上げてみた
「よく臆さず来たな!!!!」
後ろからまぁ世間知らずそうな口調のバカがこちらに歩んできた
「………手紙に書いてある事をわざわざ言わんでいいだろ」
「ふんっ!」
「おっと」
不意打ちの飛鳥の正拳を躱す
「アナタを倒すのはこの飛鳥だ!」
え?デ〇オ?
飛鳥はそう言って門下生を沢山連れ道場に入っていった
「どっから湧いたよ」
とりあえず作戦を考えよう。先ずは師範を落とす。次に居るであろう飛鳥のボディーガードを締める、最後は飛鳥
「うっし……帰りてぇ」
まぁ、こんな所で立ち止まっても意味ないし
「タノモー!」
門を開けると胴着姿の親父さんが居た
「来たな!柳こう――」
「筋肉センセーションだぁぁ!!!!」
親父さんの鳩尾を思いっきり殴りつけダウンさせる。その隙に親父さんを絞め落とした
最初のコメントを投稿しよう!