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その後は、爽やか玲くんにお茶を入れてもらったり、お互いについて話したりしながら俺の荷物たちが届くのを待った。
「へー、玲くんも高等部からの外部性なんだぁ、お揃いだねぇ!」
「うん、親の都合で一人暮らししなきゃならなくなってさ。どうせ一人なら、寮に入った方が寂しくないじゃん?」
うんうんと頷きながら、俺は何気に気になっていたことを切り出しにかかる。
「ところで玲くんはさ、この学園に染まっちゃったりとかしてる人?」
そう、いわゆるホモかノンケかって事ですよ奥様。
そうよねぇ玲くんほどの爽やかイケメンさんに彼氏とかいたらおいしいわよねぇオホホホ。
「? どういうこと? 俺がホモかどうかってこと?」
そういうことだよアンちゃん!
カマトトぶってねぇで教えてけろ!
頭の中が若干崩壊しかけてるけど気にせず首を上下にふる。いや、ヘドバンじゃなくてwww
「安心して、千広。俺そっちの気は全くないよ!」
爽やかに答えてくれたけど玲くん何か勘違いしてる!? 安心してって言った!
俺がビビってると思われてる!?
そりゃないぜベービー!
どっちかというとユル男の千広くんは攻めですからね!攻めまくりだよ!!
もちろん腐男子であることを言ってないから、玲くんとチワワのにゃんにゃん現場をあわよくば目撃したいはぁはぁとか考えてるのなんて知らないんだろうけど!
知られる気もないけどね!
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