新しい命へ

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 翌日の午後  いつものように亜沙美ちゃんが手土産に桃を持ってきて来ましたので切って3時のお茶です。私は紅茶で、亜沙美ちゃんは…コーラですね…炭酸嫌いです  あのシュワシュワした感じが嫌なんです 「亜沙美ちゃん好きな人いないの?」 「はぁ?いきなりだね?そんないないよ…なよなよしたの無理」  はぁ…亜沙美ちゃん以上に元気な人いないよ 「亜沙美ちゃんは浮いた話ないから心配だよ?実は男の人に興味ないの?」  あれ?遠回しじゃなくてストレートでした? 「なにそれ?姫猫ちゃんウチが男っ気ないからって酷くない?」 「女の子にモテるのにね?高校の時のラブレターとか凄かったし」  上履きが埋もれるとか毎日とかじゃないけど、私が知ってる限り凄い貰ってましたよね? 「あーあれね…思い出したくもない…断って泣かれて散々だったよ」  そうですね男子から敵意の視線もありましたし凄まじさがありましたね 「気になる人もいないの?」 「…いないね。いたら姫猫ちゃんに話してるって」  由佳莉ちゃん前途多難です。難攻不落の要塞かも知れません 「で、何で突然聞いて来たのかな?」  ッドキ!!  えと言い訳…言い訳…浮かばないよ…
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