プロローグ

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 私の引き取り手が決まった時も嬉しくなかった…また私を残して皆逝ってしまうなら  哀しい想いをするなら初めから知りたくないよ  引き取り手の人は施設の人との話で終わって、古風な言い方で足長おじさん。施設を出て一人は変わらず、保護者となった人へは電話だけの声しか知らず、私の意見を聞いてくれて一人で生きてゆくことを許してくれた  大好きな故郷にいられることだけでも幸せだけど哀しい思い出もあって辛いけど離れたくなかったのです  両親や祖父母が愛した土地にいることが私の居場所だと思ったから…  そんな時、友達からの誘いで携帯のアプリゲームを紹介してもらって登録して忙しい学校と家事の合間にハマってゆく
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