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「新月、つったか!?
お前、なんっかいいわ~」
「うんうん、なんつーの?仔犬みてぇな?」
「ちっちゃくてカワイーなぁ!!」
あっとゆー間にワラワラと囲まれた
しかもワシャワシャと頭をなで回される…
背の低い新月
大きな男共に囲まれるのは最早恐怖でしかない
「ア、アノ………」
じわり、と瞳が潤んでくるのが自分でも分かる
僅かな期待を持ちつつ、市村に視線を送れば……
「ヒッ!?」
何故だか物凄く睨まれている
この場に自分の味方はいない…新月は、そう悟った
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