第1話

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その後、幹部の紹介や隊規を説明する土方 一通りの説明のあと、各組に分けられた 名前を呼ばれた者から組長の下に向かう だんだんと人が居なくなる中、新月と隣の少年だけが取り残された ………あれぇ? 僕、まだ呼ばれてないよねぇ… あ、隣の人も…… 些か不安になったが自分だけではない、と安堵する 「市村、田中!!」 「「は、はいっ!」」 やっとのことで呼ばれた名前に安心すれば、隣も同時に返事をした 何番隊でどの組長だろう… 少し緊張していれば続く言葉に新月は驚いた 「お前らはとりあえず俺の部屋に来い」 …………え゙? 困惑していれば土方が部屋から出る、と同時に隣の人――『市村』と呼ばれた者も次いで出ていった 新月は遅れる訳には行かない!と急いでその場を後にした―――
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