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「センセ……」 「もう欲しいのですか」 「違う。センセイは何故私を抱くの? どうせなら美羽がいいんじゃない?」 「そうですね。美羽さんは魅力的ですが、あなたとは違うのです」 「何が」 「質、といいましょうか」 仰向けに寝ていた私の肩を強く掴み、ころりと俯せにする。 「美羽さんのような女性は打ち落とすのが目的です」 「打ち落とす?」 「人間は狩猟種族ですからね、特に男は」 「ゲーム、ってこと?」
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