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「ええ。落として楽しむ」
センセイは背中に痣を付けていく。今夜は痛い。痣も1週間分ということだろう。以前にセンセイは言ってた、同期が望めば抱く、無理強、と。それは女性に対する優しさとか礼儀ではなく、ゲームだからだと推測した。自分からは強く出ない、口説かない。飄々としたセンセイに焦らされた女が、自ら体を差し出してきたら頂くということだ。
「綺麗で知的な女性を連れて歩くのはステータスですから」
「じゃあ今の職業も格式高いから?」
「それも無きにしもあらずでが。研究を続けたかったので大学に残りました」
センセイは腰までキスを続ける。
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