第2章

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やっと会えたのに… 颯大の口からその事を聞けると思ってたのに…! 「今度はいつ会える?」 だなんて! そんなこと平気な顔してよく言える! 颯大にメールや電話をするが全然連絡が取れない日々が続いて、もちろん塾にも来てなくて… 塾で見かけても避けられてたみたいだし… 不安だったのに… 今日、やっと久々に会うことができたから大学ことを話してくれるとばかり思っていたのに… …なのに… なんで…? なんで私には何も言ってくれないの… こんな展開ありえない… 川沿いを進む歩みは気持ちと一緒に消沈していきトボトボと歩く様に変わっていった。
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