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愛菜ちゃんは何か言いたげで何か俺が言うのを待ってるようで…
わ…かわいすぎて直視できない。
思わず下を向いた。
「違うの…今…見とれて…」
え…何?何?何?
見とれて?!
「え…?見とれた…?何に?」
思わず勢いよく顔をあげて食い付いてしまった。
ヤバイ落ちつけ、落ちつけ俺。
するとみるみる愛菜ちゃんの顔がゆでダコのように赤くなる。
そして下をむいてしまった。
わ!わ!わ!
真っ赤だ!
「あの…愛菜ちゃん?」
俺は冷静を装って聞いた。
「違うの!
あなたの笑顔に見とれて聞こえなかったの!
だからもう一度言って!」
「!」
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