29人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
「えっと…颯大くん?」
「あ…うん」
「私、愛菜。よろしくね」
握手のつもりで手を差し出す。
「…」
反応なし…か…
つまんない
あきらめて手を引っ込め歩きだす。
すると後ろから颯大くんが小走りしてきて肩を並べた。
「何乗ろうか?」
「え…」
驚いて見上げると颯大くんが笑っていた。
ドキン…
最初のコメントを投稿しよう!