第1話

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「えっと…颯大くん?」 「あ…うん」 「私、愛菜。よろしくね」 握手のつもりで手を差し出す。 「…」 反応なし…か… つまんない あきらめて手を引っ込め歩きだす。 すると後ろから颯大くんが小走りしてきて肩を並べた。 「何乗ろうか?」 「え…」 驚いて見上げると颯大くんが笑っていた。 ドキン…
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