第4話

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 ふぅーん……そういうことか。 本当は乗り気なのに、元気に悪いから気が無い素振りをしているんだ。 エレベーターは早くも8階に到着した。 「こっちだよ」 「うん。あ、元気のことは気にしないでね。秋人君も大事にしたいから」 「え? ……あぁ。ここだよ。りんってお店」 リン? あの女を思い出した。元気に手を出す邪魔な女。だけど無理。元気は私に夢中なんだから。 「ほら、早く入ろう」 「はぁーい!」
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