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少しでも彼女との接点を探せるかもしれない
そう思えば単純で浮ついた
休み明けは更に浮かれた同僚に帰り間際に捕まって
「なぁ、休みどうだったのよ」
俺の事なんて本当はどうでもいいくせに
ただ自分の事を話したい訳であって
「まぁ適当に、お前は」
待ってましたとばかりに
話し進めて来るコイツはやっぱり憎めなくて
「それで、いい女とは」
まぁ、態度だけで丸分かりだけれども
キラリと輝きを放ったかと思うと
興奮して治まらない奴の話しに
少し前の俺もこうだったのかと苦笑さえ出てくる
「でさ、今週末からの休み付き合えよ」
彼女の為に総て使いたかったけれど
確かな宛もなく
そんなにいい女なのかと興味が沸いたのも事実
たまに同僚と飲み明かすのもいいか
「仕方ないな」
と、ちゃっかり予定としては
次の日の休みに彼女を一目焼き付けてからの出発にしようと
仕事納めの週末ならばと約束を交わして
年甲斐も無く舞い上がっていた
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