十二、残酷に交差する想い

5/14
前へ
/34ページ
次へ
「…蓮也」 「何だ?」 「私…やっぱり…無理。諦めるなんて出来そうにない」 「またその話か」 「だって…蓮也は仕事の都合上、彼女を作らないんでしょ?どうして?危険な仕事だから?」 「…アイツに何吹き込まれたのか知らねぇが、俺はただお前に興味ないだけだ」 「…だったら…興味ある女の子に告白されたら付き合うの?」 「…まぁ、そうなるな」 …ズキン 心が引っ張られた様に痛む わかってる こうして冷たく突き放す事が蓮也の優しさだって事ぐらい わかってるけど… ダメージ大きい。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

874人が本棚に入れています
本棚に追加