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雨ざらしになったダンボールの中に子どもの布団パットを入れたまま放置していた所に、なんと、子猫が2匹。
そして、見つめる私たちを警戒して、少し離れたところに母猫らしき三毛猫が1匹。
それは春にも子猫を2匹産んでいた近所の野良さん。
「…そこ、陽当たり良くて暖かそうだもんね~…」
「そういう問題じゃねぇよ。どうすんだこれ」
「ん~…困ったね…」
箱には生後1か月ほどの子猫が2匹。
1匹は白がメインの黒斑。警戒心が強いのか、ダンボールの端に身体を丸めてこちらを凝視したまま動かない。
もう片方は三毛猫。だけど、だいぶ色素が薄くて、黒というよりアッシュに近い。こちらはマイペースなのか隠れたつもりなのか、ダンボールに出来たトンネルの中に潜り込んでそのまま寝てた。
近付くと母猫はパッと身を翻したけれど、子猫たちは動く気配もない(というより片方寝てるし…)。
「…ここで野良になられても困るよ?」
とは、旦那さん。
「でも、じゃあどーすんの?」
とは私。
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