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あれから準備が終わり、二人は通学路を悠々と話ながら歩いていた。
結「美斗、明日からは気づいたら起こしてよ!」
美「えぇ~……どうしようかな?」
結斗は起こしてくれるようにいったが、美斗はクスッと笑いながらからかって遊んでいる。
それから数分後。
?「オーイ!
美斗!結斗!」
美・結「?……………!!??」
?「ウワアアァァァアア!!?」
知らない男が声をかけてきた。
誰かと思い振り替えると何故か、
抱 き つ い て き た 。
二人は声にならない悲鳴をあげ、抱きついてきたなぞの男を
投 げ 飛 ば し た 。
投げ飛ばした後に我に帰った二人は、
美・結(静●みてぇ)
と、作者が大好きな某池袋の小説に出てくる、某バーテン服の金髪青年を思い出していた。
美「俺のモデルになってるこの作品の作者が、別サイトでその某バーテン服の金髪青年を受けにしたBL作品を書いてるので、探してみてくれ♪」
結「なぁ、誰にいってるの?
ねぇ?」
?「メタ発言は現金だぜ、美斗!」
結「!?だからだれだよ!?
ていうかだからなんのことだよ!?てか回復早いなおい!!」
美「まぁ、それは置いといて、「置いとくな!!」はいはい、静かにしといてな。」
結「あっさりとあしらわれた…」
二人はしばらく漫才を繰り広げ、やっと謎の男の自己紹介に入った。
?「ひさしぶり。朝桐一哉(あさぎりかずや)だよ。覚えてないか?」
美「ん~?……あぁ!幼馴染みのあの一哉か!?」
結「あぁ!一哉か!?全然違うけど……」
一「おぉ!思い出したか!そうだよ一哉だよ。思い出さなかったらどうしようかと思ったぞ?二人の親友まで辿り着くのに小学校生活丸々使ったんだからな?」
そう。この謎の男は二人の幼馴染みの朝桐一哉だ。
二人が唯一心を開いており、親友と呼べる相手である。
美「そういえばそうだな。毎日飽きずによく話しかけたよなお前。」
結「そうだな。あんときは俺も美斗も呆れて話してたな。」
一「呆れてたのかよ!?
ひっでぇなーおい。」
アハハハッと3人で話ながら学校へと歩いていった。
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