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さすがに予想外のことだったのか
明らかに驚いた顔の男。
でも驚きながらも男は
しっかりと私を受け止めていた。
目と目が合う……。
顔が熱い。
男の筋肉質な身体と熱を帯びた体温を
リアルに感じ、
私の鼓動は一気に速鳴りだす。
「まだ足りない?
俺は別にいいけど……」
そんな私を見て
男はニヤニヤとイヤな笑みを浮かべながら、
私の首筋に顔を埋め、
そしてキスを落とす。
突然のことに驚いた私は、
慌てて男を押し退ける。
多分、
真っ赤な私。
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