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カーテンの隙間から差し込む陽の光の眩しさに目が覚めた。
まだ頭は醒めきらず夢うつつに
天井を見上げる。
頭が重い……
とても身体が気だるくて、
すごく喉が渇いている。
今、
何時だろう。
不意に思い、
頭の上の目覚まし時計を
手探りで探す。
でも、
どういうわけか、
いつもある場所に時計はなく、
その手に触れることはなかった。
身体の気だるさから余計に
時計が見つからないことに
苛立ちを増長させ、
同時に面倒くささを感じる。
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