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「!?……もしかして……レノお兄ちゃん?」
ライムは目に涙を溜めて震えながら聞いてきた。
(ライムが泣いてる!?…そうか、僕を心配してくれてたのか)
僕はライムの優しさに心から感謝した。
「うん。そうだよ……ただいま」
「うっぅぅ……お、お゛兄ち゛ゃーん」
僕は突っ込んで来たライムを優しく抱き締めた。
「れ、レノ!?」
ライムの後ろから美人な婦人がやって来た。
僕の母さんだ。
「母さん……ただいま」
僕は涙を堪えて笑顔でそう言った。
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