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「うわっ」
ガシャン！！
「やった！
私の勝ち！」
司さんが初めて負けた。
「優羽の呪いのせいだ」
「わ、人のせいにするなんて大人げない」
「で？
罰は何ですか？
お姫様」
そっか、勝ったから命令できるんだった。
「う～ん……」
司さんは散らばったブロックを片付けている。
「キス」
「は？」
「キスしてください」
「何無理してんの？」
「命令」
優羽は強気で出た。
正直言ってすごく恥ずかしい。
でも、司さんに少しでも近づきたいし、好意を伝えたい。
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