433人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
センセイは帰宅して狸に笑顔を見せる、さっきまで他の若い女とヤってたことを隠して狸を抱きしめる。優しく見つめて小鳥のようなキスをする。
センセイは狸を愛している。狸が輪姦で傷付いたのを知ってるから私を助けた。狸と私を重ねてるんじゃないか、苦しむ狸を助けたい気持ちで……。
「いや……」
私は布団の中で身を抱きしめた、自分の腕で。
「いや……センセイ、やだ……」
私はしゃくりあげてしばらく泣いた。
.
最初のコメントを投稿しよう!