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死に様は生き様。
死ぬ間際まで、愛する人の事を想っていた貴女は、きっとそういう生き方をしていたのでしょう。
貴女の菩薩行は、もう貴女の身体という器のキャパをこえてしまったのでしょうか。
向こうの世界のほうが、貴女はより愛する人達を支えられるのでしょうか。
たとえそうだとしても、僕はもう一度、貴女に「ありがとう」と言われたい。
無償の愛を体現していた貴女は、僕らが何も返せなくたって、怒るどころか笑って許してくれるでしょう。
僕らがその分、他の人に愛を与える。そう思うんでしょう。
実際そうです。
貴女の愛は確実に、貴女の知らない人にまで届いています。
でもね…それでもやっぱり僕は、貴女に「ありがとう」と言われたい。
僕らは貴女の6番目の子供です。
親孝行できなくて、本当に本当にごめんなさい。
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