第1話
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残念ながら鏡に映る物はこちらの意識とは関係無しに“見えて”しまう。 「良いから横向けろよ!」 「見たくないの?」 「見たくないわ!」 後が怖いからな! 「ふふふ、照れちゃって」 「……べ、別にそんなんじゃ無いんだからな!」 「…………」 『急に黙ってしまったエレナにルークはエレナを心配して――』 「自分の身をな!」 『不安になりました』
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