うたかたの恋

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そんな事を思っていると ふわりと微笑んだ彼が 私の耳元で囁いた。 「じゃ今夜は頑張った ご褒美に抱いてやる」 …笑うしかなかった。 その一言だけで 疼いてしまうこの躰は 虫酸が走るほど汚らわしい。 それでも… 複雑に揺れている この思いを消し去るには 彼に抱かれる事しか 私には考えられなかったから…。
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