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週末のオフィス。
あれから拓馬さんは
一切、私を見なくなった。
終わらせたのは
私からなんだから
当然の事なのだけど…
あまりにもアッサリとしてる
拓馬さんの態度に
虚しさだけが込み上げる。
…私…
やっぱり愛されてなかったんじゃ
ないのかな…。
プルプルと頭を振って
気持ちを切り替えて
図面を起こしていた私に
礼子が声を掛けた。
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