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「香織、
シャワー浴びておいで」
あまりに殺風景な部屋に
戸惑っていた私に
不意打ちで掛けられた
彼の声。
…香織って…
名前を呼ばれて胸がキュンとする。
「…うん…」
「俺のだけど」
差し出されたバスローブを手に
バスルームへと案内されて…。
…また新たな
報われない恋に
とことんまで落ちる
覚悟を決めた。
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