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「どーしたんだよ?
いきなり帰って来るなんて」
不思議そうに
聞いて来た小野さんに
俺は笑って誤魔化した。
「たまには日本に帰らないと
日本語忘れそうだったから」
「なんだそれ?」
ハハハと笑う小野さんに
俺も笑って乾杯する。
「だけどさ…
色々あったけど
お前、もう沙織への思いは
断ち切れたんだろな?」
小野さんの言葉に
俺はフッと笑みを浮かべた。
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