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だってこれは…
彼女が俺に対して
独占欲を感じた証拠だ。
彼女はまだ
気づいてないだろうけど
俺も昨夜、彼女の背中に
それを残してるし。
優しく彼女の髪を撫でながら
33歳にもなって俺も彼女も
まるで子供の戯れだな…
なんて思いながら言葉を落とした。
「ガキかお前は」
キョトンとする彼女を
もう一度組み敷いてやりたい
衝動を感じたけれど
それを始めてしまったら
たぶん今日は丸一日
彼女を壊し続けてしまいそうで。
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