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「ゴメンね、礼子。
クライアントから連絡とか
来たら対応出来るのは
礼子しかいなから」
「…そう…ですか…」
不服そうな礼子に
ニコリと微笑んで
私は千夏と一緒に
会議室に向かう。
黙ったまま俯いて
後ろをついて来る千夏は
落ち込んでいるんだろうか?
元気が全くない。
…やっぱり私の思い込みで
千夏はたまたま
ミスしただけだったのかな?
第二会議室で千夏と向かい合って
小さくため息をついてから
私はゆっくりと話し始めた。
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