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…けれどその瞬間。
「これからは小野さんと
素晴らしい作品をたくさん
作り上げて行って下さい。
…小野さんは…
きっとあなたを
幸せにしてくれます。
あの人は…
心からあなたを
愛していますから…。
何があっても
小野さんを信じてあげて下さい」
「…え…?」
ニコリと微笑んだ彼は
私に背中を向けて
他の部屋の扉を開けて行く。
「書斎と寝室もいい感じに
仕上がっていますよ」
…だよね…。
彼は…
プランナーとしての
前島香織が大切なだけだもの…。
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