戦友
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これほど緻密な罠を 俺に仕掛けた小野さんの 思いを考えたら… それはやはり前島香織の為? だとしたら… 小野さんが出品したのも俺と同じ ロックチェアなのかもしれない…。 「東雲さん、 この案件のデザイン もう出来ました?」 プランニング課の 黄(ウォン)さんが ぼーっとしてる俺を覗き込んで 声を掛けて来る。
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