二人の選択

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結局、有無を言わさず 連行されたバスルーム。 一緒にシャワーを浴びながら 散々弄ばれた躰は まともに立つ事も出来なくなるほど 熱を帯びてしまった。 火照った躰にバスローブを 羽織らせた彼が私を抱き抱えて 無言のまま寝室へと運び込む。 けれど意地悪な彼は ベッドには寝かせてくれず そのまま大きなガラスの前に 私を立たせると、 羽織らせたばかりの バスローブを落とした。 「まだ怖い?」 耳元でそう聞いたその唇は 私の首筋から背中を ゆっくりと滑り落ちて行く。
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