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しっかりと包み込まれて
彼と迎えた2度目の朝。
巨大な窓から
差し込める朝陽の眩しさに
思わず目を細める。
「おはよう」
頭の上から落ちて来た彼の声。
それに笑みを浮かべて私は答える。
「おはよう」
見つめ合った瞳。
自然と重なる唇。
1分1秒も無駄にしたくない、
そんな思いを重ねながら
優しく触れ合った唇は
長い時間、離れる事はなかった。
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