4235人が本棚に入れています
本棚に追加
それでも名残り惜しい思いを
抱えながらもようやく離して
お互いが微笑み合う。
ぎゅっと抱き寄せられて
彼の厚い胸板に唇を触れさせながら
ポツリと呟いた。
「遥斗…ありがとう」
「ん?何が?」
「私の仕事の事…」
33歳同士の遠距離恋愛も
悪くないと笑い飛ばしてくれた
彼の言葉で私の心は
とても楽になれたから。
最初のコメントを投稿しよう!