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「珍しいね。アニエスさんじゃなく、俺に相談って」
「すいません……」
「いや、いいけど、何？」
「あの……私達は今、コドクをやっているんですよね？」
「ククク、そうだね。疑似の予定が、いつの間にか本当のコドクになっちゃったね」
「ミチカさんは、誰が犯人で、誰が生き残るかわかりますか？」
エミの質問にミチカは少し違和感を覚えたけど、深く考えず答えた。
「犯人は……さあね、多分みんな俺が一番怪しいと思っているんじゃない？」
「それは……」
「ククク、まあいいや。生き残るのは誰だろうね、俺にもわからないよ」
「そうですか……」
エミの残念そうな返事に、また少し違和感を覚えた。
ミチカはエミと２人っきりで話すのは初めてで、エミがどういう人物か全然知らなかった。
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