主従檻

9/12
前へ
/667ページ
次へ
「最近のアニエスさんは、疲れている様子で心配なので……ミチカさんなら、今の状況を何とかできないかなと思いまして」 ミチカはメンバーの恋愛に興味はなかったが、アニエスばかり出来事の中心にいるのが気に入らなかった。 だから、少し遊ぶことにした。 「正直に話すと、アニエスさんは危ないね。心労もあるけど、それ以上に危険なのは、殺人犯が次に狙うのはアニエスさんだろうからね」 「ええっ!! それは本当ですか?」 エミは思わず叫んだ。
/667ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12457人が本棚に入れています
本棚に追加