変心

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「うふふ、今日はブイ君がそっちでいいわよぉ」 猫なで声でそう言い、フリフリと尻を振るレイ。 ブイはベッドの上で、レイに言われるがままになった。 汚い。気持ち悪い。エミと全然違う。ブイはずっとそんなことを思っていた。 「いいわぁ……ブイ君、まるで犬みたいよ。ふふふ」 満足そうな顔でレイは振り向くと、ブイの体を弄る。 「あらー? どうしたの? 今日は元気がないじゃない」 ――オカマの汚いケツを見て、興奮なんてするもんか! レイはベッドテーブルの上に置いてある小瓶を手に取ると、フタを開けて中の液体を手につけた。 そのヌルヌルした液体をブイの体に塗りたくる。
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