変心

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準備が出来ると、レイはブイを招いた。 「っっんぅぅ……」 レイの吐息。 四つん這いのレイを後ろから見ながら、ブイの頭の中は冷静だった。 ――今日はあのハーブを飲んでいないからかもしれない。あれってもしかして麻薬か何か入っていたのかな?  ブイは暗闇の中でレイの後頭部、そして、その下の首筋を確認する。 「ああん、ブイくぅん」 甘い声を出すレイ。 ――気持ち悪いオカマめ! ブイはキスをしながらレイの首筋を擦り、その硬さと太さを確認する。 唇を離すとレイはまた顔を下に向けた。 ブイは右手に握っていた紐をのばし、両手で持ち……。 シュル。 うしろからレイの首に巻き付ける。 そして、一気にその首を締め上げた。
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