参加

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ミチカは、アニエスに思いを寄せているエミは、ブイと強要されたことを、もっと辛そうに話すと思った。 表情が変わらないエミに、ミチカは苛立った。 「ブイとやっているとき、どう思った?」 エミを嘲笑するように、ブイとのことを詳しく訊いた。 「どうって言われましても……」 「アニエスを守るためだといっても、別の男に抱かれているわけじゃん?」 「それは……」 エミは下唇を噛んでうつむいた。 ――こういう表情が見たかったんだよ。 ミチカゾクゾクとしてきた。 エミをもっと虐めたくなる。
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