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「ククク、あのときはちゃんと見れなかったからね」
ミチカは、懐中電灯でエミの体を照らす。
無性にその胸に針を刺したくなった。
「マチ針は……4階の女のところか? チッ」
舌打ちをしたミチカはエミの体を触る。
「ククク、この格好に興奮しているのか? とんだ淫乱女だな」
「言わないで……」
顔をそむけるエミ。
その姿が、ミチカの嗜虐心をくすぐった。
ミチカはズボンを脱いで、エミの体を弄ぼうとした。
その瞬間、エミの苦痛の表情を見てやろうと顔を上げた。
窓から入る薄暗い月明かりの中で、一瞬、エミは笑っているように見えた。
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