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ある日の昼時。
「ねーねー、近くにおいしい定食屋ができたんだって。」
「定食屋?」
社食に向かおうとする足を止め、大倉が提案してきた。
「たまには外行こうぜ。
社食もうまいけど、最近飽きてきた。」
「んー、まぁいいけど。
暖かくなってきたし。」
二人でその定食屋とやらに向かう。
1階の受付の女の子達が俺ら二人が出ていくのを見て、何やらキャッキャッ言っていた。
大倉はひらひらと手を振って応じる。
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