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右手の指で鼻をつまむ。
「……。」
目線を他へずらす。
そして、もう一度画面へ戻す。
「はは…。」
こみ上げてくる嬉しさに、その辺を転げ回りたくなるのを我慢した。
大人だから。
「は…。」
それでもにやけてしまうのを止められない。
マジ?
俺、春子と会えるの?
遠くからじゃなくて目の前で見れて、しかも話ができるの?
あのちっちゃい生命体と?
あのミルクティー姫と?
興奮して、頭の中が訳分からなくなってきた。
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