〈番外編〉司×優羽‐2

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子供みたいな可愛い寝息が規則的に聞こえ出す。 ……ちょっと待って。 この流れで? 今まさに、お姫様抱っこで寝室へ運ぼうとしていたのに。 「優羽?」 無駄だと分かりつつ再度名前を呼ぶ。 クー……。 ……。 あー……、もう。 このままヤるか? ……いや、無理だ。 そんなの趣味じゃないし。 何より、優羽が泣きそう。 「は~……」 片手で優羽の頭を支えつつ、もう片方の手で自分の頭を抱える。 可愛い一面を見れたのは収穫だったけど、……もう、絶対酒は飲ませない……。    
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