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子供みたいな可愛い寝息が規則的に聞こえ出す。
……ちょっと待って。
この流れで?
今まさに、お姫様抱っこで寝室へ運ぼうとしていたのに。
「優羽?」
無駄だと分かりつつ再度名前を呼ぶ。
クー……。
……。
あー……、もう。
このままヤるか?
……いや、無理だ。
そんなの趣味じゃないし。
何より、優羽が泣きそう。
「は~……」
片手で優羽の頭を支えつつ、もう片方の手で自分の頭を抱える。
可愛い一面を見れたのは収穫だったけど、……もう、絶対酒は飲ませない……。
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