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「白川さんとも2人で遊ぶくらい仲良しだし」
……。
「会社で告白されて嬉しそうにしてるし」
「何?
何が言いたいの?
優羽」
優羽の顎を強引に掴んでこちらを向かせる。
「ずっ、ずりゅ、い……」
酔っ払って感情が高ぶってるのか、優羽はじわっと涙を目に浮かべた。
『司、ロリコン?』という大倉の言葉が瞬時に脳裏を掠めた。
いや、違う、……はず。
断じて。
一瞬可愛いと思ってしまった自分を無理やり取り消す。
……何、主観でぶっ飛んだ考えを巡らせてんだ、優羽は。
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